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11日夜10時45分に自宅を出る。
野猿街道を北野に出て北上、八王子インターから高速へ。
新潟中央ICを午前3時過ぎに出る。
雨は時に強く降り、小降りになる。
風が強い。
万代島の新潟漁業協同組合には3時半に到着。
当たりはまだ暗い。
ゆっくりゆっくり走ってきたのに5時間かからなかった。
場内に入ると、がらんとした大きな空間の下にたくさん発砲が並ぶ。

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平凡な魚ばかりだが、総て撮影。
頭の中に新潟の魚貝類地図を作っていく。
土地土地でとれる魚を総体的に見ていく、それをなんとなく地図化していくのが非常に重要なことなのだ。
ちなみに頭の中で系統樹を作って見ていくと便利だ。

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ミズダコ、バイ、サザエ、阿賀野川産シジミ(ヤマトシジミ)。
新潟でこれほどまとまってシジミがとれるのも知らなかったのだ。
当然新潟名物のイワガキがある。
イワガキを昔から食べている地域はそんなに多くない。
新潟は秋田県象潟、山形県、鳥取県などとともに、日本海でイワガキを食べる習慣を古くから持っていた地域。
大振りのマアジ、ツクシトビウオ、ハチメ(ウスメバル)、見事なアマダイ(アカアマダイ)、スズキ、シロギス、クロウシノシタ、アカシタビラメ、ノドクロ(アカムツ)、ヒラメ、サワラ、ウマヅラハギ、ホウボウ、カナガシラ、シログチ、チダイ、キダイ、マダイ。

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ドジョウが活け、割きともにたっぷり。
甲殻類はクルマエビ、ガザミ。
佐渡からブリ、コチ、イネゴチ、ヤマブシ(ババガレイ)、大量のオコゼ(オニオコゼ)、ホッケ、大量のイシダイ(大小)、コクチイシナギ、ウミタナゴ、アラ、ソウハチガレイ、ヤナギムシガレイ、アカガレイ、クロソイ、キツネメバル、キジハタ、クロダイ、
同じくケンサキイカ、スルメイカ。
モズク(たぶんイシモズク)の生と塩蔵、ウミゾーメン。
陸送では焼津からマサバ。
青森県、山形県、秋田県などからオオバイ(大ばい オオエッチュウバイ)、中バイ(ツバイ)。
ナンバンエビ(甘エビ ホッコクアカエビ)は青森県から。
珍魚、珍貝、珍動物は見られないが、どれも見事としかいいようがない。
新潟県の人は「うまい地魚を食べてるな−」と思う。
今回の発見は地味だけどイネゴチ。

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大発見はドジョウ。
活け、割きともにたっぷり。
夏には柳川というのが新潟の風物詩らしい。

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新潟の海は暖かいのである。
そして大量に水揚げされていたオニオコゼ。
青森県、山形県、秋田県などからニシバイ(チヂミエゾボラ)、オオバイ(大ばい オオエッチュウバイ)、中バイ(ツバイ)。
ナンバンエビもやや高めだ。
なんとなく下ばかり見ている内に時間を忘れ去ってしまっていた。
場内のアナログ時計を見ると4時を回っている。
大慌てで車に戻り、万代島を後にする。
すでに夜は明けている。

新潟漁業協同組合

松江魚市場から大橋川沿いに歩くが、駅まで行き着く気力がない。
無意識にタクシーをとめて、県庁までで800円。
かなり貧乏なのに、困ったものだ。
午前中は水産課、ブランド推進課と会議。
県庁から見る松江城はすっかり木々の緑に覆われている。
お堀にかかる橋を渡るご婦人の日傘が白くまぶしい。
季節は進むのである。
お昼をはさんで、また会議。

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昼食は県庁そばの『西洋軒』でオムライス。
ヤマトシジミさんが選んだ店なのだけど、ボクがダイエット中だということがわかっていない。
オムレツ(セットで1000円)もうまいし、その上にかかっているデミグラスソースがまたうまい。
これじゃ、痩せられないじゃないの!

午後からは水産課だけの会議。
大田地区で漁獲している白バイ(エチュウバイ)をブランド化しようとしているのだけど、県職員のナーベラさんが「石見銀バイ」にしようと言ってきかない。
あんた古いよ!

3時過ぎに終了して市内のスーパーを巡り、水産加工品を買う。
そして慌ただしく、松江駅から大阪行きのバスに乗り込む。
山陰から関西、関東に帰るときには、この高速バスがとても便利。
だいたい伯備線は首に悪いのである。
大阪には9時過ぎに着く。
島根で会議のとき、3時を超えると、東京までは陸路では帰り着かない。
大阪では大国町にホテルをとる。
夕食は野菜ジュースのみ。
明日は木津の市場で大食いをしてやろう!
午前8時過ぎの、山陽本線東福山駅は高校生がいっぱい。
美少女もいるし、へちゃむくれの娘もいる。
階段の陰で煙草を吸っている男子、ワイシャツのボタンを3つ外して、髪をつんつん立てている男子、参考書から眼を話そうとしない男子。
全員がケータイを手にしている。
時代は違っても、
なんだか懐かしいなー。

福山駅にもどり、トモテツバスで鞆の浦に向かう。
篠突く雨が降り、草戸千軒というバス停から見えるのは川らしきものと草むらだけ。
草戸千軒、水野勝成、阿部正弘、七卿落ち、坂本龍馬と福山は歴史を感じる町なのだ。

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鞆の浦に着いたら、ますます雨足が強くなった。
美しい港も煙る。
とにかく港をぐるりと雨の中を歩く。
石でくまれた護岸が美しい。
海辺から古い町並みへ、町並みから海辺へと出る。
この家並みの美しさは比類のないもの。
バキュームカーが路地をふさいでいる。
ここでは下水道整備が進んでいないようだ。

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途中、景観の保護よりも開発をという意味合いの看板を見つけた。
そろそろ「開発を進めて、地域力、美しい景観を破壊してしまう」という自民党と古い官僚がやってきた、きたない金まみれの地域破壊やめたほうがいいんじゃないかな、なんて思う。
鞆の浦に、この美しい港、町並みがなくなったら、なにも残らない。
たぶんだれもここには来ないだろう。

福岡中央魚市場

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気がついたら、なんと朝4時。

ファイルメーカーに昨日の情報を打ち込みながら、外出の支度をする。

ホテルの前の通りを数分歩くと市場の正門に着く。


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入って左手に仲卸の棟。

魚を見ながら進んでいく。

北九州と同じで国産もの(有明海など)、韓国産とタイラギが多い。

そして貝柱以上に目立つのが、ヒモや足の部分。

市場の中程まで歩いてきて、ふと目を上げると大和水産であった。

ああ、と声を上げる人がいて、これが代表取締役の和田信治さんだ。

ひとしきりご挨拶をして、また市場を歩く。

魚が少ない。

地物がないのである。

またアサリの模様がおかしい。

有明海産というが、なんとなく中国の色合いなのだ。


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北海道からウスムラサキエゾボラ、アツエゾボラ、エゾバイ、天然ホタテガイが来ているのも発見のひとつ。

本日は島根ものが少ない。

それでもアラ(クエ)、トラフグ、うまそうなコウイカ、珍しいところでは最近関東では見かけないイシガニ。

やっぱり、あったのがアブッテカモ(スズメダイ)。

これがないと福岡に来た意味がない。


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クジラの店で撮影するな、撮影はダメだ、と叱られて、やっと一回りしたときにケータイ。

能古の島の雑魚屋さん、松原さんが来たのだ。

せっかくなので二人で場内をもう一回り。

うまそうなイカナゴの干物(650円)があり、買い求め、袋入りの天然ガキ(150円)があって買う。

大和水産の店の前に到着して、松原さん曰く。

「アスリートなんで全国を回ってるんです」

詳しく聞くとなんとウエイトリフティングの選手なのだという。

タット君のお父さん、かなりかっこいい。

ここでちょっと市場飯。

かなぎの煮つけに卵焼き、貝汁(かいしる アサリのみそ汁)、ご飯、お新香。


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お世話になった大和水産 和田さん。たっとの父さんの写真も撮りたかったのだけど、慌てて取り忘れてしまった。残念。


8時になって、いろいろ発砲に荷物を詰めて発送、市場を後にする。

和田さん、たっとの父さん、お土産いっぱいありがとうございます。



福岡 大和水産
福岡 能古の島 雑魚

博多をめざす

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6時まで原稿を書き、画像の整理。

25分、真っ暗な外に出る。

新横浜近く、740分に大きな忘れ物に気がつく。

それがカメラなのだから取り返しがつかない。

結局1時間以上かけてもどる。

再度の出発は9時ちょうど。

1029分、のぞみで九州をめざす。

横浜発なのでシュウマイ弁当。

これ好みなのである。

3時間以上のロスは後々大きな損失となる。

新幹線ではひたすら文字を打つ。

小倉着が1450分。

遅い昼ご飯はホームで豚骨ラーメン。

鹿児島本線快速で東郷へ。


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九州の電車にのるたびに思うことだが、どことなく派手だ。

今回のった電車の座席だって赤いヒョウ柄なのだからすごい。

道の駅 むなかたで「のーさば」と、「のーさば料理」、「あじ茶漬け」を買う。


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 道の駅の方にバスで来れます、と言われたが、現実には本数、バス停からの距離を考えるととても無理。

往復タクシーを使うしかなく、料金ほぼ4000円かかる。

貧乏旅行なのでまことにいたい。

東郷駅近くで〝茶漬け用サバ〟というのを見つける。

〝茶漬けサバ〟はサバの短冊をゴマと醤油につけ込んだもの。
九州ならではの甘い醤油が味の決め手だ。

〝茶漬け〟というのは明らかにこの周辺での魚料理として独立している。


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博多着5時過ぎ。

地下鉄利用での中央市場近くのホテルまでが遠い。

博多→天神駅→徒歩約10分。

市場前にあるSBホテルという安ホテルにチェックイン。


道の駅 むなかた

 翌10日は薬師神さん(薬師神かまぼこ)、福地さん、関門海さんなどと浜田漁港を見学。
 この日は一本釣りと巻き網だけの水揚げで少々寂しかった。
 マジマジ君、ヤマトシジミさん、大黒様ともども水揚げされた魚や浜田漁港の特徴を説明する。

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巻き網で水揚げされていたのがマルアジと小サバ。ともに脂がのっていてうまかった。

 その後、浜田市公設水産物仲買市場(魚商マーケット)、食品市場、スーパーなどにより、10時過ぎに水産技術センターへ。

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浜田市公設水産物仲買市場に並ぶ魚。総て水揚げされたばかり、しかも安い

 浜田市公設水産物仲買市場は来るたびに感動できる市場である。
 見事な活けオコゼを見つけてついつい買い込み、巻き網のときにいただいたマルアジ(アオアジ)、マサバとともにマジマジ君にあずける。
 ここで佐政水産の佐藤さん、大阪魚市の桝谷さん、マリンフーズの山本さんが加わる。
 お昼は水産技術センターでお弁当。
 ここにオコゼの活け造り、マサバの焼き切り、マルアジの刺身、おまんずし、角寿しなどが加わる。
 薬師神啓一さんにオニオコゼを活け造りにしてもらったのだが、見事と言うしかない。
 薬師神さんは、かまぼこ屋さんである以上に料理人であることがわかる。
 またお弁当はともかく水揚げされたばかりの魚のうまいこと。

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浜田の天ぷら、おまんずし、角寿し、オニオコゼの姿造り、マサバの焼き切り、マルアジの刺身。港に来たら水揚げされた魚を食べなくてはいけませんなー

 午後1時から『ブラッシュアップ講座 おさかななんでも座談会』で3時間あまりの司会。
 生まれて初めての経験なので非常に疲れる。
 ただ県が主催する会としては、過去にない実り多いものであったと確信する。
 たぶんコストの点からしても最上のものであったはずだ。
 このような会を続けることが、地元の水産業者、他県との業者との距離を縮める最善の策だろう。
 ただし今現在(2月13日)会の後の報告書、新しく展開できそうな事業のためのアフターケアに追われている。
 その上、「この人にも話を聞くべきだった」、「この産物にはこんな問題点があったのだな」、なんて振り返ってみるに反省点が多いのに気づく。
 たぶん一つの会で、これほどの実りがあるとは想像できなかったはずだ。
 その後、場所を移して試食会を兼ねた宴があり8時半に会は終了する。

 3時間あまりの会の進行役で、思った以上に体力を消耗。
 この日は、この時点で思考停止。
 長い長い一日が終わる。

 翌11日は午前4時過ぎに起きる。
 5時には浜田漁港。

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 昨日底引きの水揚げがなかったので、改めて福地さん、佐政水産佐藤さんなどに魚貝類の説明をしていく。
 浜田漁港競り場の半分ほどが魚で埋まっていて、福地さん、佐政水産さん、薬師神さんなど浜田初心者はその量に驚いている。
 ただし、これは「一隻の水揚げに過ぎないんだよ」と説明すると改めて沖合底引きの膨大な水揚げ量に驚きを隠せないようだ。
 その後、魚商マーケットで買い物。

 ヤマトシジミさんにJA直売所を見せてもらって、この値段の安さ、冬なのにも関わらず商品の多さに、ちょっと興奮する。
 これはボクの勝手な意見なのだけど、魚貝類の知識だけあってもなんの役にも立たない。
 食総ての知識がないとだめなのだ。
 ボクは野菜を見るたびに興奮し、食用卵の種類、みそしょうゆに心乱される。
 午前9時半過ぎに浜田を後にする。

薬師神かまぼこ
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ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
http://www.zukan-bouz.com/

 翌12日は4時前に目覚める。
 慌ただしく着替えして、ホテルの裏を通り、海のにおいがしてきたな、と思ったとき正面に市場らしい建物が見えてきた。
 明るい闇の中に明らかに人の蠢く様子が見て取れる。
 これが『周南市地方卸売市場水産物市場』である。
 この市場が面白かった。

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 地魚の豊富さはもちろん北浦(仙崎、萩)、岩国、下関、福岡などの荷があり、塩干などの場所ではクジラの加工品もあった。
 午前7時まで見学して、いちどホテルに戻り、8時過ぎまで休む。

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 帰り道フェリー乗り場そばに映画に使われたという「人間魚雷 回天」の実物大模型を見る。
 なぜここにあるのか不明だが、まことに忌まわしいこの国の軍国主義的な象徴であって。
 よりたくさんの方に見てもらい、戦争という恥ずべき歴史を知って欲しいものだ。

 午前8時半過ぎの山陽本線は混んでいると言うほどでもないが、シートの半分以上は埋まっている。
 通勤時間としては遅い時間だから、山陽本線は明らかにローカル線ではない。
 柳井で降りて、街をひとめぐり。
 国木田独歩旧宅のみが面白かった。
 その後、広島に向かい。
 広島着が1時過ぎ。
 とにかく一度乗ってみたかった市電に飛び乗り、慌ただしく広島風お好み焼きを食べて、また慌ただしく駅まで戻る。
 駅に到着する間際、市電が急カーブするときに市場らしい建物を発見する。
 これが「愛友市場(駅前市場)」であった。
 ここが素晴らしい市場であって、魚は新鮮だし安いし、言うことなし。

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 八丁堀、えびす町など広島の繁華街で潰した時間の何と無駄であったことかと悔やむ。
 駅前市場で刺身をたっぷり買い込み。
 午後3時過ぎの、のぞみで帰路につく。
 帰宅は午後9時過ぎ。
 ここに旅は終わる。

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 朝9時35分に津和野に向けて発ったというのに、なかなかたどり着けない。
 山陰本線から山口線に、益田で40分以上待ち合わせがある。
 益田市内で地酒を買い、山口線に乗り換える。
 1時間に1本平均、単線ディーゼルカー、しかも1両という極め付きのローカル線だ。
 津和野には正午前に着いた。
 1970年代には「ディスカバージャパン」もしくは「アンノン族」などで観光客が膨大に押し寄せた津和野。
 島根県にあるのではなく、多くの人に山口県だと思われている津和野。
 駅前はいたって平凡。
 約5分ほど歩くと白壁の古い街並みに行き当たる。
 津和野と言ったら古い街並みにコイ、森鴎外、西周なんだろうね。
 その通りの中ほどにある竹風軒に山田仁通さんを尋ねる。
 山田さんが「包友会」の島田博さんを呼んでいただき、浜田で揚がるサバの話、高津川でのアユカケの養殖、それを使った料理の話などをする。
 これはあくまでも県アドバイザーの仕事の延長線上にあること。
 この話が長くなりすぎた、2時45分の汽車の時間を過ぎてしまって、なんと次は4時50分までないのだ。
 ボクは観光地が苦手だ。
 古い協会、武家屋敷、ちっとも面白くない。
 このような古めかしいだけで生きていない街並みが苦手なのだ。

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 致し方なく散髪などをして時間をつぶす。
 この理髪店、ていねいな仕事だし、店は清潔でなかなかよかった。
 そろそろ5時という時間に山口行きの汽車にのり、乗り替えて新山口に至ったところがすでに7時を回っている。
 8時前に徳山に着いた。
 すなわち津和野に立ち寄る限り選択の余地はまったくなく、山口か徳山あたりで泊まるしかないわけだ。
 ホテルサンルートの部屋に入ったら、もう体力的には限界となっていた。
 ベッドに倒れ込んで11日は終わりとなる。

竹風軒
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 島根県浜田市で県産品『ブラッシュアップ講座 おさかななんでも座談会』というものがあって、山陰島根に向かう。
 8日の夜、立川22時45分発の深夜バスは早朝6時ちょうどに神戸三宮に到着。
 三宮・花時計駅から地下鉄に乗る。
 中央市場前までは10分足らず。
 地上に上がったら市場だった。

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アナゴ(マアナゴ)を備長炭で焼いていた

 地元の奥田商店さんに案内いただき、その後市場飯を楽しむ。
 神戸から垂水に。
 ここには垂水廉売市場という有名な市場があるのだけど、見る影もない。
 姫路まで神戸線、新幹線で岡山へ。
 岡山から松江に行き、ヤマトシジミさん、大国様に迎えられて島根着。
 出雲市で薬師神さんに会い、大田市に向かう。
 和江漁港で水揚げを見学。

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 今回の招待企業である関門海(ヘンリーブロス)さん、福地さん、薬師神さんに水揚げされる魚の解説をする。
 午後9時に浜田着。
 軽い会食、重い会食をする。
 9日のハードな一日はここに終わる。

奥田商店
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薬師神かまぼこ
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