気がついたら、なんと朝4時。
ファイルメーカーに昨日の情報を打ち込みながら、外出の支度をする。
ホテルの前の通りを数分歩くと市場の正門に着く。
入って左手に仲卸の棟。
魚を見ながら進んでいく。
北九州と同じで国産もの(有明海など)、韓国産とタイラギが多い。
そして貝柱以上に目立つのが、ヒモや足の部分。
市場の中程まで歩いてきて、ふと目を上げると大和水産であった。
ああ、と声を上げる人がいて、これが代表取締役の和田信治さんだ。
ひとしきりご挨拶をして、また市場を歩く。
魚が少ない。
地物がないのである。
またアサリの模様がおかしい。
有明海産というが、なんとなく中国の色合いなのだ。
北海道からウスムラサキエゾボラ、アツエゾボラ、エゾバイ、天然ホタテガイが来ているのも発見のひとつ。
本日は島根ものが少ない。
それでもアラ(クエ)、トラフグ、うまそうなコウイカ、珍しいところでは最近関東では見かけないイシガニ。
やっぱり、あったのがアブッテカモ(スズメダイ)。
これがないと福岡に来た意味がない。
クジラの店で撮影するな、撮影はダメだ、と叱られて、やっと一回りしたときにケータイ。
能古の島の雑魚屋さん、松原さんが来たのだ。
せっかくなので二人で場内をもう一回り。
うまそうなイカナゴの干物(650円)があり、買い求め、袋入りの天然ガキ(150円)があって買う。
大和水産の店の前に到着して、松原さん曰く。
「アスリートなんで全国を回ってるんです」
詳しく聞くとなんとウエイトリフティングの選手なのだという。
タット君のお父さん、かなりかっこいい。
ここでちょっと市場飯。
かなぎの煮つけに卵焼き、貝汁(かいしる アサリのみそ汁)、ご飯、お新香。
お世話になった大和水産 和田さん。たっとの父さんの写真も撮りたかったのだけど、慌てて取り忘れてしまった。残念。
8時になって、いろいろ発砲に荷物を詰めて発送、市場を後にする。
和田さん、たっとの父さん、お土産いっぱいありがとうございます。
福岡 大和水産
福岡 能古の島 雑魚