6月15日02、鞆の浦へ

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午前8時過ぎの、山陽本線東福山駅は高校生がいっぱい。
美少女もいるし、へちゃむくれの娘もいる。
階段の陰で煙草を吸っている男子、ワイシャツのボタンを3つ外して、髪をつんつん立てている男子、参考書から眼を話そうとしない男子。
全員がケータイを手にしている。
時代は違っても、
なんだか懐かしいなー。

福山駅にもどり、トモテツバスで鞆の浦に向かう。
篠突く雨が降り、草戸千軒というバス停から見えるのは川らしきものと草むらだけ。
草戸千軒、水野勝成、阿部正弘、七卿落ち、坂本龍馬と福山は歴史を感じる町なのだ。

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鞆の浦に着いたら、ますます雨足が強くなった。
美しい港も煙る。
とにかく港をぐるりと雨の中を歩く。
石でくまれた護岸が美しい。
海辺から古い町並みへ、町並みから海辺へと出る。
この家並みの美しさは比類のないもの。
バキュームカーが路地をふさいでいる。
ここでは下水道整備が進んでいないようだ。

minatodayo1218.jpg

minatodayo11.jpg

途中、景観の保護よりも開発をという意味合いの看板を見つけた。
そろそろ「開発を進めて、地域力、美しい景観を破壊してしまう」という自民党と古い官僚がやってきた、きたない金まみれの地域破壊やめたほうがいいんじゃないかな、なんて思う。
鞆の浦に、この美しい港、町並みがなくなったら、なにも残らない。
たぶんだれもここには来ないだろう。

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このページは、管理人が2010年6月17日 22:16に書いたブログ記事です。

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