久しぶりの晴れ間。
朝7時過ぎの中央線にのる。
今週は非常に苦しい一週間であり、そのまま疲れを持ち越して築地着が8時半前。
『中栄』でインドカレー。
ここの名物は普通“あいがけ”というやつで、ハヤシとカレーを半々にかけ回すのだけどボクはこの店の単にカレーが好きなのだ。
冷え込みもなく、あえて言えば着込みすぎてきて大失敗の日。
一般客の多いこと。
ガイドがいないのでぼんやり群れている若い男性たち、オバチャン、オヤジ軍団。
そこに外国からの観光客がいるのだけど、この人たちがいちばん築地の歩き方を知っている。
ドライアイスを買っていた氷屋の前にたむろしていた若者達よ、あんたたちは愚か者だろう。
ここは人の働く場所なんだぞ!
思わず怒鳴りたくなるほど馬鹿者がいたことを書いておく。
ついでにもうひとつ不愉快だったこと。
中央線で股にゴルフバックを挟んで3人座れる場所を股を開き座って占領していた愚かな若(バカ)者達よ。
お前達若いのに自然破壊の最たるスポーツをするのはおかしいぞ! しかも非常識極まる、恥を知れ!
ゴルフは年寄りになってものの善悪がわからなくなってからやりなさい。
房総半島のサルさんたちに謝れ! なんて朝から不機嫌になる。
さて、本日の場内はなんだか賑やかだった。
ただし、買い出し人が多かったわけではなく、一般の観光客が多かったのかもしれない。
『岡野水産』の店頭に青森県大間産のツルアラメ。
この海藻がうまいことをもっとたくさんの人に知って欲しい。
『丸半佃寅』の前を通りかかると北海道日本海側でとれたイバラモエビを見つける。
この店では「オニエビ」。
これを300グラム買う。
イカナゴ釜揚げが目立つ。
そのとなりにみがきのトラフグが並んでいるのも3月らしい。
諫早産のマガキを見つける。
殻付きでスミノエガキの可能性ありなので『青海水産』で4つ購入。
ニジカジカを見かける。
これは東北などでの一般的な海の「カジカ」。
普通、惣菜として煮つけやみそ汁などになる。
これをブイヤベースとかアクアパッツァにできないのだろうか?
『イリヤマイチ斎藤』は店の模様替え。
見違えるほど明るくなった。
ここでシマチビキを買う。
『富士恭』の前にくると相変わらずアンキモの箱が並ぶ。
キロ当たり12000円から3500円まで島根県産は4500円だった。
島根県産キアンコウだとしたら浜田漁港にあがったもの。
本体の評価もこのあたりなのだ。
トリガイは春らしい。
ダンベイキサゴは鹿島産だろう。
北海道産アサリがある。
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天だねとしては関東だけで有名なギンポウ
『丸吾』に高知県四万十からはスジアオノリ。
ここに佐賀県産の「はがくれすっぽん」というのがあった。
我が家の子供がインフルエンザでなければ買いたかったもの。
場内を見るにそんなに珍しいものは見つからなかった。
やっちゃ場に入り、『くしや』でギョウジャニンニク、宮古島のサンジャクササゲ、葉ワサビ。
このとき11時前。
疲れ果てて『センリ軒』で一休み。
このところ市場ではまるで市場人のような錯覚を覚えるのだ。
荷受けの入っている建物は弓形になっており非常に細長い。これを本日は3往復する。疲れた
そのあと、荷受け回り。
和歌山県那智勝浦町と銀鱗会の勉強会を見て、また荷受けに。
この間、この荷受けの入っている建物を3往復する。
どれくらい歩いたのか、疲れ果てて物も言えそうにない。
2時前に晴海通りで都バスの乗り帰途に着く。
東京駅丸の内は改装中だ。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
http://www.zukan-bouz.com/
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島根県浜田漁港前トラックの『MESAMASHI』で食い過ぎる 後の記事 »
センリ軒の「ジャムバタートースト」
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