2010年6月19日アーカイブ

本日で旅行5日目。
眠ってもぜんぜん疲れがとれない。
肩こりが激しく、椅子に座っていると息苦しくなるほどだ。
朝方5時前に起きて、書いた原稿を見直して、書き直しをする。
メールで送り、6時半過ぎ、木津の市場へ。

ホテルからは5分くらい。
曇り空。
今にも雨が落ちてきそうだ。
木津市場は未だに工事中。
あの情緒豊かな、謎めいた市場の風情はすっかりなくなっている。
なぜわからんのだろうね。
便利にすればいいというのでは、ないのだよ。

魚屋をざっと流していく。
境港産の白バイが並んでいる。
これが今年から解禁の鳥取県産なのか、島根県隠岐産なのかが不明だ。
「どんちっちあじ」もある。
浜田沖で巻き網によってとるものなのだが、ただの網もののアジではないのだ。
いちいち脂質(脂ののり)を測っているのですよ、と思わず説明してしまう。
近海ものを置く店にミヤコボラ、シラサエビ(ヨシエビ)、トビアラ(サルエビ)。
大きな活けのイサキが泳いでいる。
そしてなんといってもハモ、ハモ、ハモ。

hamo11.jpg

そう言えばもうすぐ、半夏生だろう。
タコが少ないようだが大丈夫なんだろうか。
メイタガレイが多いのも大阪らしい。
キチジもエゾバイも1店舗のみ見る。
塩干の店で「さらしくじら」1袋2500円、明石加工のサンマの開き2尾を買う。
ハモの皮を買いたかったが、最低でも500グラムと言われて断念。

kidujounai3.jpg

『別虎』で「あんぺい」ありませんか? と聞くと、
「今年は作ってまへんのや」
珍しいものはないが、いいものはてんこ盛りなのが、木津の特徴だろう。
活けもので、買いたくなるものが数知れずある。
考えた末に『とらや商店』で活けのオニオコゼを買う。

toraya01.jpg

八百屋で八尾のベニタデ、青柚、ワサビ。
朝ご飯は『川上』でまむし。

ホテルには8時前に帰り着く。
ウナギを食べたのに、疲れはいっこうにとれない。
ボクの身体はいかがしたのだろう?
9時過ぎにチェックアウト。
鶴橋を断念して、御堂筋線に乗り込み、広島、島根、大阪の旅はおしまいのおしまい、なのである。

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